2013年11月17日

Logicool Marathon Mouse M705 分解&修理

お気に入りのLogicool Marathon Mouse M705が、またチャタリングを起こすようになった。
前回、静電気の除去で直った、と思ったが、結局は一時的なものだったようで、また症状が再発しだした。うちではM705とM705rを使っており、2台とも症状はまったく同じ。
今回はクリックスイッチの接点に、接点復活剤を吹き付けて回復を試みた。
結果は良好。以下その分解手順。

今回分解修理したM705。(写真はM705r。Logicool公式ページより引用)

M705もM705rも形状と構造は同じ。

以下写真は全てM705の分解例。
M705rもネジ形状が違うだけで手順は全く同じ。

まずはネジ外し。ネジは全部で5カ所。
ちなみにM705は六角ボルト、M705rはプラスネジ。

黄○は隠しネジ、赤○は最初から目視できるネジ。
隠しネジのうち、上の2つの隠しネジは滑り板を剥がす必要あり。

下の2つの隠しネジは、電池ケースのシールの裏にある。
こちらはシールを剥がす必要はなく、よく見ると+字の切り込みがある。


+字切り込み部分に六角レンチを突っ込むと、ネジにアクセスできる。


ネジを全て外すと簡単に開くことができる。


1カ所だけケーブルがつながっているので引き抜く。


分離完了。


今回、左の接点スイッチボックスを分解する。


接点スイッチボックス

接点スイッチを開けるには、赤○部分に写真の向きから精密ドライバー(-)等を突っ込んでこじ開ける。

接点カバーをこじ開けたところ。

写真のように、先に奥側をこじ開けたほうが外しやすい。

参考までに、写真のように先に手前側を外すと、奥側が外しにくいので注意。


カバーを外すと接点スイッチがある。

このスイッチ金具に接点復活剤を吹き付ける。
このスイッチ金具も外せるが、無理に外す必要はない。
外すのは簡単だけど、付け方がわかるまでは結構大変。付け方がわかってしまえばどうってことないけど、大変デリケートな部品なのと、接点復活剤を吹くことで酸化被膜が浄化されることを考えれば、無理に外しての接点の洗浄まではしなくてもOK。

ちなみに使った接点復活剤。

10年以上昔に買ったもので、当時1500円。一家に1本あると何かと使う機会があるので、買っておいて損はない。1本で一生使える。

後は元通り組み立てるだけ。
組み立て後、2台ともチャタリングは完全に消失。
直ったかな?
しばらくこのまま様子見ですな。

タグ:PC
posted by frogie at 17:57 | Comment(43) | TrackBack(0) | PC、周辺機器等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする