2014年01月15日

BeagleBone Black fedora 20 USBを認識しない(解決)

先日、BeagleBone BlackにインストールしたFedora 20。
USBメモリを認識しないので調べてみると、なんとカーネルのバグにより、USBとHDMI出力が機能していないことがわかった。

さらに調べてみると、つい先日(2014-01-13)バグFixされた模様。
https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=1012025

というわけで早速カーネルのアップデートを実施した。
yumにてアップデートできる。
# yum update kernel
けっこう時間がかかる。計ってなかったが15分くらいと思う。
完了したら再起動。

再起動後、カーネルのバージョン確認。
# uname -a
Linux bbb 3.12.7-300.fc20.armv7hl #1 SMP Fri Jan 10 16:36:34 UTC 2014 armv7l armv7l armv7l GNU/Linux

このアップデートにより、USBメモリは無事認識されるようになった。





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2014年01月16日

BeagleBone Black fedora 20 sshdポート変更

fedora20の導入についてはこちらを参照。
sshdのポート変更なんて、/etc/ssh/sshd_config 内のポート番号を変更するだけの話なんだけど、なぜか接続が拒否される。

原因はfirewalld がデフォルトで有効になっているため。

セットアップ中はfirewallなんて邪魔なだけなので無効化する。
firewalldの停止
# systemctl stop firewalld.service

サービス起動の無効化
# systemctl disable firewalld.service


以上。
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2014年01月19日

VisualStudio でJScriptのデバッグ

JScriptはVisualStudioでデバッグすることができる。
JScriptは、Windows環境であれば特に何もインストールすることなく動作し、比較的高度なこともできるのでお気に入りなのだが、いかんせん情報が少なくて困ることも多い。
それでもめげずにJScriptを使うのは、VBが嫌いだからw

では本題のJScriptのデバッグ方法について。
※VisualStudio2010か2012か2013がインストールされているものとする。
 その他バージョンのものは試してないけど多分同様の手順と思われる。

JScriptをVisualStudioでデバッグするには、以下の方法でVisualStudioにアタッチする。

コマンドプロンプトにて、以下のようにjscriptを実行する。
cscript //X hoge.js

すると以下のようにVisualStudioにアタッチされる。

そのまま「はい」を押下するとVisualStudioに読み込まれ、デバッグすることができる。

ただこのやり方の場合、デバッグを連続で行うことができない。つまり、デバッグの都度、VisualStudioへのアタッチと、VisualStudioの終了を繰り返さなければならず、けっこう面倒だったりする。

やりたいのは、VisualStudio上でコードを編集し、そのままデバッグモードで動作させたい、ということ。

このやり方は、以下の方法で実現できる。

1.外部ツール(cscript)の登録
メニューより、
「ツール」 →「外部ツール」で以下のダイアログが表示されるので「追加」を押下。

表示の通り、以下の情報を入力する。

タイトル:jscript用 (表示名なので何でもよい)
コマンド:C:\WINDOWS\system32\cscript.exe
引数://X $(ItemPath)
初期Dir:$(TargetDir)

最後に「OK」押下で、ツールメニューには以下の通り「jscript用」が表示されるようになる。



2.デバッグ
hoge.jsをVisualStudioで編集表示した状態で、上記作成した「ツール」→「jscript用」を選択すると、以下のダイアログが表示されるので、一番上の項目を選択。


そのまま同一のVisualStudio内でシームレスにデバックが行える。

ここまでで目的は達成されるが、いちいちツールメニューから選択するのは面倒なので、ツールバーに本機能のボタンを追加する。

3.「jscript用」ボタンをツールバー上に作成する
以下のように、ツールバーの右端をクリック →「ボタンの追加または削除」→「カスタマイズ」を選択。


以下のダイアログが表示される。
ラジオボタンはツールバー、リストボックスは「標準」。


[コマンドの追加]ボタン押下すると、以下のダイアログが表示される。



「jscript用」を追加するには、カテゴリ欄 から、「ツール」を選択し、コマンド欄より「jscript用」は外部コマンド6あたりを選択。
(外部ツール一覧の並び順に連番になっている。2番目の画像参照)

「OK」押下で、以下の通りツールバーに「jscript用」ボタンが追加される。


同様に、デバッグを中止する「すべて中止」を追加するには、
カテゴリ欄 から「デバッグ」 選択 →コマンド欄より「すべて中止」を選択。

4.引数を指定したい場合
「jscript用」押下時に表示されるダイアログ上に直接入力。引数がファイル名の場合はフルパスで。


以上。

タグ:JScript PC
posted by frogie at 23:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | PC、周辺機器等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月26日

BeagleBone Black fedora20 デフォルトrunlevelを変更する

fedora20の導入についてはこちらを参照。
fedora20が起動した際、runlevelは5で立ち上がってくる。
デスクトップを使わないのであれば、runlevelは3で運用する。

現在のrunlevelは以下のコマンドで確認できる。
# runlevel
N 5

runlevelの変更は /etc/inittab で設定するので、/etc/inittab を編集しようと開いてみると、どうも違うらしい。
またここでもRedHat ES4当時からシステムの設定方法が変わってやがる。
ヽ(*`ε´*)ノ

/etc/inittab の内容を見ると以下の通り。
# inittab is no longer used when using systemd.
#
# ADDING CONFIGURATION HERE WILL HAVE NO EFFECT ON YOUR SYSTEM.
#
# Ctrl-Alt-Delete is handled by /etc/systemd/system/ctrl-alt-del.target
#
# systemd uses 'targets' instead of runlevels. By default, there are two main targets:
#
# multi-user.target: analogous to runlevel 3
# graphical.target: analogous to runlevel 5
#
# To set a default target, run:
#
# ln -sf /lib/systemd/system/<target name>.target /etc/systemd/system/default.target

これによると、/etc/systemd/system/default.target からシンボリックリンクを張れ、とあるので、以下の通り設定を行う。

runlevel 3 にする場合
# ln -sf /lib/systemd/system/multi-user.target /etc/systemd/system/default.target

runlevel 5 にする場合
# ln -sf /lib/systemd/system/graphical.target /etc/systemd/system/default.target

設定後、再起動すると、設定したrunlevelで立ち上がる。

runlevel 3にするとrunlevel 5より100MB以上メモリを節約できる。
メインメモリは512MBしかないのでこの差はけっこう大きい。

posted by frogie at 23:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | BeagleBone Black | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする