2015年01月26日

ONDA V989 買いますた

前回のONDA Vi40に続き、またまたONDA製を購入。中華タブはこれで2台目。
好き好んで中華タブを選んでる訳じゃないんだけど、用途次第で中華タブも十分検討対象になる。ちなみにAndroid端末は増えに増えて、V989含めて8台もある。国産4台、海外4台だけど、国産は無駄に高い、というのが正直な印象。
Vi40は予想外に安定していたので、自分の中での中華タブのイメージはそんなに悪くはなかったりする。
Vi40は購入してから2年半もの間、子供たちに極めて乱暴に酷使されまくり、何度も床に落とされてボロボロだけど、弱音を吐くこと無く安定動作し続けている。

今回の購入目的は、電子書籍を見やすく表示したかったため。
なので重視したのは10インチクラス以上、超高精細、4:3であること。
性能は二の次。

候補は多数あったけど、比較的新しくて安かったONDA V989を買ってみた。
我が家の過酷な使用条件を耐え抜いているVi40と同じONDA製というのも決め手の1つ。
amazon内のストアで税込み/送料込みで22300円。

ディスプレイは9.7インチ(2048x1536)の4:3。
表示品質は不相応にすばらしい!
iPadと同じパネルなので選んだんだけど、この表示品質だけで、多少の粗相があっても許してあげなければならない、と思わせるものがあるw
iOSチックなホームアプリに中華アプリが満載な画面を見た時、なんとも言えない複雑な気持ちになるが、どうせ総入れ替えだから気にしない。
そっこー入れ替えたので、画面ショットは残していない。

言語設定は日本語になっていたので、設定画面で困ることはないだろう。
root化はされていないが、簡単にroot化は可能。こちらはまた別途。

質感は、Vi40に比べて大きく向上した印象。
シンプルにまとまっていて悪くないと思う。

※画面はカスタムROM導入後のもの。

背面はアルミ。

重さは実測で514gだった。

ハードウェアのリビジョンはV4。


ボタン類は電源と音量Up/Downのみ。


端子類は、MicroSD、MicroUSB3.0、MicroHDMI、イヤホンミニジャック。

ちなみにMicroUSB3.0の端子は、MicroUSB2.0と端子の形が全然違うけど、MicroUSB2.0の端子を挿すことも可能。MicroUSB2.0でもPCとのデータ通信や充電にも使える。

タブレット情報。


WiFiは802.11b/g/n の2.4GHzのみ。
しかも最大リンク速度は65Mbps。今時これはないだろう。
3年以上前に発売のVi40でさえ150Mbpsでリンクアップするというのに、なんでこんなことをしてくるのか??
性能を左右する大変に重要な機能なのに、スペック表ではわからないコストダウンをするメーカーの姿勢に、一気に気持ちは萎え気味。。。


購入時の構成のまま、Antutuベンチマークを実施した結果。


スコア:65969
え!?
なんだろう、この信じ難い結果はw
少なくともこのスコアなりの体感は無いかなぁ。

big.LITTLEの8コアで、実質4コアなんだけど、ベンチの時だけ8コアがフル稼働するのかもしれんね。それでもここまでのスコアになるかなぁ??


当初の目的の電子書籍の閲覧について
dtab(10.1インチ 1280x800 16:10)との比較では、満足度は非常に高い。
マンガの場合、
dtabは、見開き表示だと字が潰れるので縦持ち片面表示だった。
V989は、見開き表示でもクリアに文字が判読できるので、見開き表示で問題なく閲覧できている。
雑誌の場合、
dtabは、見開きだと字が潰れるので、縦持ち片面表示。それでも字が潰れて読めなかったりするので、ちょくちょく拡大が必要だった。
V989は、見開き表示でもクリアに文字が判読可能。ただし文字が小さすぎるので、縦持ち片面表示にしている。V989の場合は縦持ち片面表示でも、拡大せずに楽に読める。

以上のように、dtabから比べると大幅に使い勝手が向上した印象。

使用感について
先に書いた通り、ベンチマークのスコアは全くあてにならないけど、普段使いではさくさく動作する。でもスクロールがカクつくことが多いため、体感的な品質はいまいち。dtabよりスクロールのヌルヌル感は劣るけど、処理速度は大幅にV989の方が速い。
ただアプリによってはiPad以上にヌルヌルなものもあるので、最適化次第では快適マシンになれる素質はありそう。遅いわけではないだけに惜しい。

バッテリー持ちについて
普段使い(ゲーム10%、Webブラウジング40%、電子書籍50%)で概ね10%/hで減っていくので、自分の利用スタイルだと、10時間ほど使えると思われる。
スリープ時は24時間で1%ほどなので無視できるレベル。
予想外にバッテリー持ちがいい印象。

総合的にみて
電子書籍が快適に閲覧できればよく、多くは望んでなかっただけに、予想外によかったという印象。
WiFiが残念な感じだが、実効速度は35Mbps程度なので、困ることはほぼ無い。
値段を考えると大変お得な端末だと思う。
ブックリーダーとして落ち着く前に、いろいろいじり倒してみよう。

タグ:V989 Vi40 android
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2015年01月27日

ONDA V989 root化

先日購入したONDA V989をroot化したのでそのメモ。
※実施する場合は自己責任でお願いします。

1.V989用のroot化ツールをダウンロード
 ここらから「OndaOS_V989-root.rar」をダウンロード。
 http://chinagadgetsreviews.blogspot.it/2014/07/download-onda-v989-octa-core-root-tool.html

 OndaOS_V989-root.rar 直リンク。
 http://www.mediafire.com/download/b125qnub86pku56/OndaOS_V989-root.rar

2.インストール
 ダウンロードした「OndaOS_V989-root.rar」を解凍。
 解凍すると、以下の2つが取り出せる。
 ・update.apk
 ・ondaos_V989_Root.zip
 上記2ファイルをV989内の適当なフォルダにコピー。

 コピーしたupdate.apkを実行。

確認画面が出るのでインストールを選択


3.root化
 先ほどインストールしたupdateを起動。


左側エラってるけど気にしない。Local Update ボタンを選択。


ファイラーが表示されるので、
2でコピーしておいたondaos_V989_Root.zipを探して選択。


Updateボタンを押す。


以上で完了。
後は勝手に再起動され、立ち上がってきたらroot化が完了している。


本記事作成にあたっては、以下のフォーラムを参考にさせていただきました。
http://www.ondaforum.com/forum/39-tablet-onda-v989/

タグ:V989 android
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2015年01月28日

ONDA V989 Playストアをフルマーケット化

V989はPlayストアがインストールされているんだけど、表示されないアプリが多数存在する。
お気に入りのHabitブラウザも表示されなかったので、フルマーケット化を行った際のメモ。
この手順を行うためにはroot化が必須。V989のroot化についてはこちらを参照。
フルマーケット化は以下の手順で実施する。

1.端末をNexus7に偽装

 /system/build.propを編集し、Nexus7を名乗る。

/system/build.prop 編集箇所(緑部分)
ro.product.model=Nexus 7
ro.product.brand=google
ro.product.name=razor
ro.product.device=flo
ro.product.manufacturer=asus

ro.build.description=razor-user 4.4.2 KOT49H 937116 release-keys
ro.build.fingerprint=google/razor/flo:4.4.2/KOT49H/937116:user/release-keys


これによりシステム情報は以下のように変わる。
偽装前


Nexus7偽装後



2.パーミッション情報を増やす
 /etc/permissions 内に、端末が対応できることに関するファイルが置かれているので、あることないこと増やしてやる。
何を増やすかは、同等にしたい端末内のpermissionsの差分をコピーすればよい。
当方はdtabより、差分となる以下のファイルをコピーした。
android.hardware.location.gps.xml
android.hardware.sensor.light.xml
android.software.sip.voip.xml
com.broadcom.bt.le.xml
com.broadcom.bt.xml
com.pv.drmframework.xml
com.pv.extensions.xml
rspermntt.xml


3.Playストアをリセットする
 設定 → アプリの管理にて以下を実施。
 ・Google Playストア
  キャッシュを消去
  データを消去
 ・Googleサービスフレームワーク
  キャッシュを消去
  データを消去

 これにより、Playストアは接続エラーで一旦利用できなくなる。

4.Playストアを新規回復させる
 ・再起動する
 ・システムの時刻設定にて、自動設定をOFFにする
 ・システムの時刻を前日の23:59にする
 ・1分後、日をまたいで本日になったら、時刻設定を自動に戻す
 ・後はPlayストアが回復するまで待つ・・・

 Playストアが回復するまで、しばらく時間がかかる。
 どれくらい待つ必要があるかは不明。
 当方の場合、30分ではまだだったので、放置して3時間後だと回復していた。

以上で完了。
これで無事、Habitブラウザも表示されるようになった。


Nexus7のbuild.prop情報はこちらを参考にさせていただきました。
http://androidgirlstablet.com/?mode=m&no=759

タグ:android V989
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2015年01月29日

ONDA V989にCWM導入

CWM導入にはroot化が必須。root化についてはこちらを参照。

1.V989用のCWMイメージ「CWM_V989.img」のダウンロード
 フォントサイズで2種類あるので好みの方をダウンロード。
 通常フォント版
 https://yadi.sk/d/MYCIP-ILcSrTp
 
 ビッグフォント版
 https://yadi.sk/d/vWZQAS7IcUJRN

 ダウンロードしたファイルはV989内の適当なフォルダに置いておく。

2.インストール
 インストール方法は2通りある。
 Flash Toolを使う方法と、ddコマンドを使う方法。
 Flash Toolを使う方法は以下の通り。

 PlayストアにてRasher - Flash Tool をインストールしておく。
 https://play.google.com/store/apps/details?id=de.mkrtchyan.recoverytools&hl=ru
 
 Rasher起動
 

Recovery from Storage を選択。


ファイル選択ダイアログにて、CWM_V989.img を選択。



以上でインストール完了。

ちなみに、ddコマンドを使う場合は以下となる。
# dd if=/sdcard/CWM_V989.img of=/dev/block/by-name/recovery



3.CWMへの入り方
 1.V989をシャットダウンする
 2.電源を長押したまま、2秒後にVolupをいっしょに長押し

しばらく待つとCWMが起動する。
起動時のONDAロゴの後、bootアニメーションに行ったら起動失敗なので、1からやり直す。


本記事作成にあたっては、以下のフォーラムを参考にさせていただきました。
http://www.ondaforum.com/forum/39-tablet-onda-v989/
タグ:V989 android
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2015年01月30日

ONDA V989 ファームウェア アップデート方法

ONDAより提供される公式アップデートを適用してみたのでそのメモ。
OSだけでなく、ファームもアップデートされる。
ちなみに公式ファーム以外のカスタムファームも同じ方法で更新可能。
root化は不要。文鎮化したときのリカバリにもなる。
手順そのものは簡単なんだけど、中国語は読めないのがネックなんだよね。

1.ファームをPCにダウンロード
 ONDAサイト
 http://www.onda.cn/Support/Search.aspx?keyword=V989

 上記より該当のROMをダウンロード。
 以下はV989 Core8_v2.1.0_v4.zip の例。他のも同様。

 あるいはこの辺りから拾ってくる。
 http://www.ondaforum.com/forum/40-official-onda-rom-for-v989/

2.V989 Core8_v2.1.0_v4.zip を解凍
 解凍すると以下の3ファイルが出力される。
 ・OndaSuite_02.03.00.exe
 ・V989 Core8_v2.1.0_v4.img
 ・文字化け.doc ← インストールマニュアル

3.OndaSuiteのインストール
 上記解凍したOndaSuite_02.03.00.exeを実行。
 上記インストールマニュアル通りボタン押下。

4.OndaSuite実行〜アップデート実行
 インストールしたOndaSuite実行。

初期画面


以下のタブを選択

ファイル名の右横のボタンを押すとファイル選択ダイアログが出るので、V989 Core8_v2.1.0_v4.imgを選択。
そうするとこの画像の状態になっているはず。

5.V989を接続
 V989はシャットダウンしておく。
 PCは4の画面のまま、V989のVolDownを押しながら、PCとUSB接続する。
 すると以下のダイアログが表示される。
 表示されない場合は、電源ボタンを何度か押す。
 それでもだめな場合は電源ボタンを長押ししてみる。


「確定」押下でアップデートが開始される。

アップデート中・・・


完了!


完了すると自動でV989が起動する。

なおrecovery領域も初期化されるので、CWM等を導入していた場合は、再度CWMの導入を行う必要がある。

以上。
タグ:android V989
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