2013年09月19日

BeagleBone Black 購入&動作確認

BeagleBone Black(BBB) A5Cが届いた。


裏面(マイクロSD挿してます)


というわけで早速動作確認を。
公式サイトの手順だとPCとUSB接続して、USB仮想ネットワークドライバをインストールするわけだけど、

USBドライバなんてインストールしたくないぞコノヤロゥ!

って向きには以下の確認方法がある。
LANケーブルを繋いで起動(USBかAC給電)すると、DHCPでIPアドレスを取得してくれるので、割り振られたIPアドレスが判るのであれば、そのIPアドレスにsshで接続できる。rootでパスワードなし。

これができるのであれば以下は試さなくてもOK。

以下は公式サイトの手順についてのメモ。
キーボード、モニタがなくとも、PCとUSB接続するだけで、内蔵eMMCの Angstrom linuxを起動し、sshログインまで確認できる。

■用意するもの
・USBケーブル(BBB付属品)

■動作確認方法
PCにUSB接続
BBBとPCをUSBにて直結する。BBBにはこのUSBのみ接続で、他は何も接続していない。
→ USB給電されてBBBが起動する。起動すると、70MBほどのUSBストレージとしてWindowsから参照できる。
  
USB仮想ネットワークドライバのインストール
http://beagleboard.org/Getting%20Started#step2
上記のリンクから環境に合ったドライバをダウンロードしてインストール。
うちはWindows (64-bit)を利用。
完了するとネットワークインタフェースが作成され、IPアドレスは以下となる。
Windows側 192.168.7.1
BBB側 192.168.7.2

http://192.168.7.2 にアクセスするとドキュメントやサンプルスクリプトが確認できる。

ssh接続確認
teraterm等で192.168.7.2にssh接続。
root/パスワードなしで接続できる。(はず)
ここまでできればとりあえずの初期動作確認はOK。

はず、というのは、問題のない製品であれば接続できているはず。

うちに届いたBBBは、最初は以下のエラーでssh接続できなかった。

ssh_exchange_identification: Connection closed by remote host 


これはIPアドレス等のアクセス制限に引っ掛かった場合に出るエラー。
新品で絶対これはあり得ない。
sshアクセスできなければ何もできないではないか!

そもそも届いた時から化粧箱と、静電気防止袋の開封確認シールが切られており、上からセロテープで封をした状態だった。

きっと誰かがいじり倒して返品されたものを、上辺だけの簡単な動作確認で再出荷したのだろう。

非常に腹立たしいので、レビューに書いたら翌日には消されていた。けしからんので店名を晒しておく。
やっぱやめた。

ちなみに公式から内蔵eMMCをダウンロードして初期状態に戻し、同じことを実施したところ、上記問題は発生しなかった。
やはり、前使用者がhosts.denyあたりでIPアドレス制限を掛けていたのは間違いない。

内蔵eMMCの初期化についてはこちらを参照。

とりあえず、これで動作確認はできた。

参考サイト:Getting Started with BeagleBone & BeagleBone Black
http://beagleboard.org/Getting%20Started
posted by frogie at 21:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | BeagleBone Black | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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