Fedora 20 のインストールはこちら
以下はFedora19のインストール。
内蔵eMMCのAngstrom linux はなんだかよくわからないので、馴染みのあるRedHat系のfedoraをインストールしてみることにした。なんと最新のfedora19が用意されている。
内蔵eMMCのAngstrom linuxはそのままに、SDカードに作成したfedoraのOSイメージから起動することができる。
ただ厄介なことに、fedora19を導入してそのまま起動してもネットワークが設定されておらず、ネットワークアクセスができない。
また、内蔵eMMCのAngstrom linux のように、仮想USBネットワークアクセスも提供されない。
つまり、最初はモニタとキーボード、マウスを接続してセットアップしなければならない。
あるいは別のlinuxが動作している環境で、当該SDカードをマウントし、ネットワーク関連の箇所を書き換えた後、BBBに戻せば最初からネットワークアクセスが可能と思われる。
自分の場合はBBBの画面を見てみたいこともあり、環境を用意した。
■用意するもの
・8GB以上のマイクロSDカード (自分は16GBのものを用意)
・モニタ出力用マイクロHDMIケーブル
・USBハブ
・USBキーボード、USBマウス
・LANケーブル
・fedora19イメージ
ダウンロード:http://parasense.fedorapeople.org/
上記より、f19-beagleboneblack-MATE.img.xz 846MB をダウンロード。
・7zip (上記.zx解凍用)
ダウンロード:http://www.7-zip.org/download.html
・Image Writer for Windows.(SDカードにOSイメージを書き込むツール)
ダウンロード:
http://sourceforge.net/projects/win32diskimager/files/latest/download
■fedora19のイメージをSDカード上に展開
ダウンロードした f19-beagleboneblack-MATE.img.xz を7zipで解凍。
以下が生成される。
fedra19-beagleboneblack-MATE.img 約7.2GB
マイクロSD書き込み
マイクロSDをUSBリーダ等でPCに接続し、
Image Writer for Windows.(Win32DiskImager.exe)を起動。
fedra19-beagleboneblack-MATE.img とSDカードのドライブを選択して書き込み実行。

■fedora19起動
上記fedora19のマイクロSDに挿入し、HDMI、キーボード、マウス、LANケーブルを接続。
マイクロSDを挿入した状態でUSB給電を開始すると、SDカードのOSが起動する。
※eMMCをフラッシュする時のような、S2スイッチを押しながらの起動は不要。
しばらくするとMATEのデスクトップが立ち上がる。
画面が出てくるまでは4分40秒ほど。長い・・・

デスクトップは、guestとしてログインされている。
rootのパスワードはわからないが、sudo でrootになれる。
$ sudo su
#
あとはとりあえずネットワークが使えるようにして、rebootできちんと立ち上がることが確認できれば、物置の奥で稼働させる予定。
ちなみにRedHatのつもりで少しいじったけど、なんかもう自分の知っている時代のRedHat(ES4)とは別もの、って感じ。
いろいろ作法が変わっていて、こうすれば動くはずのものが動かなくて、ここにあるはずのものがなくて、正直かなりゲンナリしてます。
つづく。