2013年09月21日

BeagleBone Blackをfedoraで動かす その1

※2013/12/23追記
Fedora 20 のインストールはこちら

以下はFedora19のインストール。

内蔵eMMCのAngstrom linux はなんだかよくわからないので、馴染みのあるRedHat系のfedoraをインストールしてみることにした。なんと最新のfedora19が用意されている。
内蔵eMMCのAngstrom linuxはそのままに、SDカードに作成したfedoraのOSイメージから起動することができる。

ただ厄介なことに、fedora19を導入してそのまま起動してもネットワークが設定されておらず、ネットワークアクセスができない。

また、内蔵eMMCのAngstrom linux のように、仮想USBネットワークアクセスも提供されない。
つまり、最初はモニタとキーボード、マウスを接続してセットアップしなければならない。

あるいは別のlinuxが動作している環境で、当該SDカードをマウントし、ネットワーク関連の箇所を書き換えた後、BBBに戻せば最初からネットワークアクセスが可能と思われる。
自分の場合はBBBの画面を見てみたいこともあり、環境を用意した。


■用意するもの
・8GB以上のマイクロSDカード (自分は16GBのものを用意)
・モニタ出力用マイクロHDMIケーブル
・USBハブ
・USBキーボード、USBマウス
・LANケーブル

・fedora19イメージ
 ダウンロード:http://parasense.fedorapeople.org/
 上記より、f19-beagleboneblack-MATE.img.xz 846MB をダウンロード。

・7zip (上記.zx解凍用)
 ダウンロード:http://www.7-zip.org/download.html

・Image Writer for Windows.(SDカードにOSイメージを書き込むツール)
 ダウンロード:
 http://sourceforge.net/projects/win32diskimager/files/latest/download


■fedora19のイメージをSDカード上に展開
ダウンロードした f19-beagleboneblack-MATE.img.xz を7zipで解凍。
以下が生成される。
fedra19-beagleboneblack-MATE.img 約7.2GB

マイクロSD書き込み
マイクロSDをUSBリーダ等でPCに接続し、
Image Writer for Windows.(Win32DiskImager.exe)を起動。
fedra19-beagleboneblack-MATE.img とSDカードのドライブを選択して書き込み実行。



■fedora19起動
上記fedora19のマイクロSDに挿入し、HDMI、キーボード、マウス、LANケーブルを接続。

マイクロSDを挿入した状態でUSB給電を開始すると、SDカードのOSが起動する。
eMMCをフラッシュする時のような、S2スイッチを押しながらの起動は不要。

しばらくするとMATEのデスクトップが立ち上がる。
画面が出てくるまでは4分40秒ほど。長い・・・



デスクトップは、guestとしてログインされている。
rootのパスワードはわからないが、sudo でrootになれる。
$ sudo su 
#

あとはとりあえずネットワークが使えるようにして、rebootできちんと立ち上がることが確認できれば、物置の奥で稼働させる予定。

ちなみにRedHatのつもりで少しいじったけど、なんかもう自分の知っている時代のRedHat(ES4)とは別もの、って感じ。
いろいろ作法が変わっていて、こうすれば動くはずのものが動かなくて、ここにあるはずのものがなくて、正直かなりゲンナリしてます。

つづく


posted by frogie at 19:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | BeagleBone Black | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
   
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック