IntelのスペックシートではN2806はQuick Sync Video(QSV)は非対応となっており、確かにその通りQSVは利用できていなかった。
しかし、Intel HD Graphics の最新版のドライバに入れ替えると、なんとN2806でもQSVが利用可能となった!
Intel HD Graphics ドライバ 15.33.18.64.3496 (10.18.10.3496)
上記を15.33.18.64.3496をインストールすると、Intel HD Graphicsのプロパティ上では、10.18.10.3408 から 10.18.10.3496になる。
さっそく、QSVが有効か、MediaConverterにて確認してみた。
クリックすると拡大
右下のリストボックスの通り、N2806でもQSVが有効であることがわかる。
ちなみに、旧ドライバ(10.18.10.3408)のままだと、このハードウェアアクセラレーションのリストボックスすら出てこない。
さっそくQSVにて、1440x1080、45秒のtsファイルをエンコードしてみた。
結果、CPU使用率は50%ほど。
試しに、ハードウェアアクセラレーション を「なし」でエンコードすると、CPU100%張り付き。
確かにQSVは有効なようである。
でもね、なぜかハードウェアアクセラレーション 「なし」のほうが速いんだよね・・・
というよりQSVなのに遅すぎ。45秒の動画のエンコードに5分半・・・
ハードウェアアクセラレーション 「なし」だと2分半ほど。
できあがったファイルサイズは、QSVのほうが1.3倍ほど大きい。
同じパラメータなので、ファイルサイズの差はエンコーダーの違いによるものだろうから、QSVは動作してると考えていいんだろうけど、なんだかなぁ。
タグ:LIVA