簡単にレビューすると、この製品、HDDを除けばすごくをいい製品だと思う。
サイズとかはスペック表を見ればわかるんだけど、実際手に取ると格段に薄い。
天板とキーボード面はアルミなのも相まって、質感も結構高い。
天板はアルミ。サイドの加工も丁寧。

キーボード面もアルミ。

一番厚い背面でもこの薄さ。

前面は絞り込まれているのでこんな感じ。

液晶について
実際に使ってみないとわからない液晶表示は、個人的には100点満点。
高コントラストで発色も濃く、ダサノートによくある白けた感じは一切ない。
斜めから見ても色が変になることもない。
表面のガラスと液晶面は、隙間の無いダイレクトボンディング。
あまりアピールされていないが、結構重要なポイントだと思う。
DELLのWebページの写真だと誤解されてしまうと思うんだが、液晶面と額縁の段差はなく全体が1枚ガラス。

4K表示について
15.6インチで4Kだとドットバイドットでの表示は小さすぎて厳しいので、画面は200%表示で使っている。
200%表示で使うんだったら4Kの意味ないじゃん、と考えているアナタ、考えを改めたほうがいいです。実質、フルHD相当と思うかもしれないが、本当に同じか、と言えば、もう、全く別物と考えたほうがいい。
解像度を1920x1080にしているのではなく、解像度はあくまで3840x2160のままで、表示オブジェクトを200%の解像度領域で表示している。
なので、フォントの美しさが段違い。
うちには嫁用の15.6インチのフルHDノートもあるが、違いは一目瞭然。
通常、MSゴシック等の等幅フォントは、メイリオとかに比べて汚いんだけど、Inspiron 15 (7548)では、これらフォントもメイリオと同等に格段に美しい。
使用頻度の高いテキストエディタとかメーラーとかは、等幅フォントを使っているため、この恩恵は大変に大きいと思う。
ちなみに写真は元の解像度のまま表示されるので、800万画素の写真が縮小なしに表示されるのは感動もの。
4Kの動画はYouTubeで見ることができるが、解像感はすばらしいの一言。
ブラウザはWindows10のEdgeにて、4K 60fpsでもコマ落ちなくヌルヌル再生してくれる。その時のCPU負荷は10〜20%ほど。
ちなみにChrome、Firefoxではハードウェア支援が効かないのか、CPU負荷100%でコマ落ちしまくり。
処理速度について
体感的な処理速度は、SSDに慣れた身からすると、標準装備のHDDは非常に遅く感じる。
購入前からSSDに換装することは決めていたので、届いた翌日にはSSDに換装。
体感的には何倍も速くなったような感じ。
正直、このPCをHDDのまま使ってはいけない。
SSDとは関係ない処理速度についても快適そのもの。
Office2013や、Webブラウジングにおいて、ストレスを感じることも皆無。
フルHDのH264動画再生はストレス無しなのは当然として、早送り、巻き戻しといった、トリックプレイも、高フレームレートで引っ掛かり無く操作できる。(ファイルサーバ上のコンテンツでも)
SSD換装については、装着時に少しはまったので、次回にまとめようと思う。