2012年03月17日

Galaxy NEXUS (SC-04D)が即死する死のUSBケーブルw

このPLANEXのBN-XperiaPBというUSBケーブル、SC-04Dでは使えないので要注意。

使えないどころか、致命的な問題を引き起こしてくれます。

普段はこんな感じの3Gアンテナ表示。


そしてこのUSBケーブルをNEXUSに繋ぐと、、、な、なんと!
こんな感じでアンテナ表示がグレーになってしまい、3Gが死んでしまうのだ。


しかもこうなってしまうとなぜかCPU負荷が常に50%ほどになってしまう。
USBケーブルを抜いても3Gは回復せず、CPU負荷もずっと50%のまま。
復帰させるにはSC-04Dを再起動させるしかない。
ひぇー、まさに死のUSBケーブルw
あ、いや、充電はできてるから死にはしないかw

しかし不可解だなー。たかだかUSBケーブルで何がそんなに違うのかね?
XPERIA(SO-01B)では問題なく使えているというのに。

タグ:nexus スマホ
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2012年06月19日

GALAXY NEXUS SC-04D アップデートでついに正式にテザリング対応

ドコモから6月7日正式にアップデートきましたね。
2011年12月2日発売から7ヶ月・・・
遅すぎるんじゃあああ!!もう夏モデル出てるやん。

ドコモ公式HP
http://www.nttdocomo.co.jp/support/utilization/product_update/list/sc04d/index.html

一応更新期間が2015年6月30日までとなっているが、この手の製品の寿命を考えると十分な期間だろう。
でも待てよ?裏を返せばこれがラストアップデートってことかいな??

自分は先日の記事の通り、カスタムROMでテザリングできるように対応してたので、正直今さら感がハンパない。
カスタムROMは4.0.3なのでドコモから正式リリースの4.0.4より古いが、APIレベルは同じ15なので、基本的に挙動は同じと考えていいだろう。
カスタムROM化でroot取得できていることで便利なことが多いので、今さら正式版の4.04にする気は全くない。
とりあえずカスタムROMのいいところ。

・ナビゲーションバーのカスタマイズ可能
使えなさすぎる「マルチタスク」ボタンを便利な検索ボタンに変更可
ボタンサイズの変更、メニューボタンの常時表示、等々
・バッテリーアイコン変更可、数値表示も可能
・ローテーション全方向可
・電源ボタンでスクリーンショット
・省電力設定
・クロックアップ可能(これはしてないけど)
等々、他にも細かいカスタマイズ多数。

その他、元の純正4.0.1より遙かに安定。純正4.0.1はよく不安定になって勝手リブートしていたが、カスタム4.0.3では一度もそんなことがない。バッテリーの持ちも明らかに純正以上。
今回の純正4.0.4はどうなのか気になるところではある。まあ今さらそっちには行かないけどね。
タグ:nexus スマホ
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2013年12月08日

imodeガラケーの着信(メール、電話)を別のスマホ(android)で受信する

現在、iモードのガラケーとandroidスマホの2台持ちで、それぞれの名義は全くの別々となっている。
2台持ち歩くのは面倒なので、ガラケーの着信(メール、電話)をスマホ側で受け取りたい。メールはちゃんとプッシュでリアルタイムに受け取りたい。

そんな方法についてまとめてみました。

※2014年6月1日追記

本記事の内容は、iモードメールをスマホでもガラケーでもどちらでも受信可能となるが、imode.netの契約が必要。
ただしimode.netは、すでに新規契約ができないので、現在、imode.net契約を持っていない場合は、以下を参照。
iモードメールをスマホで受信する(まとめ)
追記ここまで


ガラケーの電話をスマホで受信するには
こちらは簡単で、ドコモの「転送でんわ」を利用する。
以下に従い、設定すればOK。全てオンラインで設定できる。(無料)
https://www.nttdocomo.co.jp/service/communication/transfer/

設定後、試しに家電からガラケーに電話をかけてみる。
するとガラケーが鳴動し、設定秒数後、ガラケーの鳴動が停止し、スマホが鳴動しだす。スマホ側の着信表示は発信元の家電。そのままスマホで受話できる。
ガラケーの鳴動時間を0にもできる。

ちなみに、発信側で聞こえるリングバックトーンは、転送時も全く変化無いので、転送された電話だとは全くわからない。

注意点としては、転送後に受話(この場合スマホにて)すると、自分が着信側にも関わらず、通話料が発生する。
転送部分(ガラケーとスマホ間)の通話料をいただく、ということらしい。

実際にはそんな通信経路のわけがないのにひどい課金だと思う。
通話なんて滅多にないからいいといえばいいんだけど。

発信者が負担する通話料は、割り増し等なく何も変わらないので、発信者には何も迷惑はかからないのは救いだ。


ガラケーのiモードメールをスマホで送受信するには
こちらは結構ややこしい。
これまでは、「imotenWakeUp!」を使って受信してたんだけど、2013/11/12以降、利用できなくなった。
https://imode.net/cmn/info/131011_01.html

「imotenWakeUp!」は、imode.netの新着確認ツールの機能を使っており、2013/11/12の「iモード.net」新着確認ツールの機能停止により利用できなくなってしまった。

というわけで、別の手段で実現する。
以下の手段では、最長で30秒(設定にて変更可能)のタイムラグはあるが、プッシュ受信が可能となる。

プッシュ受信なので、キャリアメールと同様にスマホ側での定期的な着信チェックが不要。バッテリーに優しい。

またガラケーのメアドで送受信できる。


用意するもの
・imode.netの契約(ガラケー側)
・24時間稼働のサーバ(javaが動作すればなんでもよい)
  ※グローバルアドレス不要。インターネットに出ていければよい。
・imoten(上記24時間稼働のサーバ上で動作させるjavaアプリ)
・imoni(スマホ用アプリ)
・メール通知 Free(スマホ用アプリ)  


imotenは定期的(デフォルト30秒毎)にimode.netのメールをチェックし、新着があると、指定のメールアドレスへ転送する、という動作をする。

imode.netは2015年2月末でサービス停止なのでそれまでの命だが、その頃にはきっと、ドコモメールは常識的な内容でクラウド化されているだろう。

まずはimode.netに加入。月額200円(もう受け付けてないかもしれないけど)


imotenを24時間稼働サーバへインストール
imotenはここから取得。
http://code.google.com/p/imoten/
インストールと設定は上記サイトを参考に。

自分はBeagleBone Blackで稼働中のfedora上にインストール。
BeagleBone Black は消費電力わずか2Wで稼働するLinuxマシンなので、このような24時間稼働の用途にはもってこいである。

参考までに、自分が設定した内容。(青字部分を変更する)
転送先はスマホのキャリアメールにする。
※スマホのキャリアメールに転送するのは、プッシュでの通知が目的である。

imoten.ini
# UTF-8で保存すること
# [#]で始まる行はコメント
# コメントアウトしない■の部分は書き換えてください

docomo.id=yourDocomoId ← imode.netにログインするためのドコモID
docomo.passwd=yourDocomoPW ← そのパスワード

smtp.server=smtp.dummy.ne.jp ← imotenがメール送信に使うsmptサーバ(PCメール情報でよい)
smtp.port=587
smtp.connecttimeout=10
smtp.timeout=30
smtp.tls=false
smtp.from=dummy@dummy.ne.jp ← PCのメールアドレス(送信元)
smtp.auth.user=dummy@dummy.ne.jp ← メールサーバにアクセスするアカウント名
smtp.auth.passwd=mailPassword ← そのパスワード

# POP before SMTP認証が必要な場合に指定する
#popbeforesmtp.server=
#popbeforesmtp.user=
#popbeforesmtp.passwd=

# メールの題名に絵文字があった場合、[晴れ]のように置き換える
emojireplace.subject=true

# メールのボディの絵文字の置き換え方法
# [inline]の場合、絵文字をGMailの画像に置き換え、その画像をメールにインラインで添付します。
# メールはHTMLメールに変換されます。
# [link]の場合、絵文字をGMailの画像へのリンクに置き換えます。
# 絵文字を表示するには、メール閲覧時インターネットにつながっている必要があります。
# メールはHTMLメールに変換されます。
# [label]の場合、絵文字をはれ]の様な説明ラベルに置き換えます。
# [none]の場合、絵文字の置き換えを行いません。PCで表示すると絵文字は正しく表示されません。
# デフォルト[inline]。
emojireplace.body=inline

# 受信メールの題名の先頭に追加する
forward.subject.prefix=[iFw]

# 送信メールの題名の先頭に追加する
#forward.sent.subject.prefix=[iSentFw]

# 送信メールを転送する場合true
#forward.sent=true

# 転送先(複数の場合は[,]区切りで指定する)
forward.to=dummy@mopera.net ← スマホのキャリアメールアドレス

#forward.cc=
#forward.bcc=

# Reply-toヘッダ
#forward.replyto=

# [false]の場合、From,CC,Date等のヘッダにimodeメールの情報を指定します。
# [true]の場合、From,CC,Date等のヘッダを[smtp.from]など実際の送信時の情報を指定します。
# デフォルト[true]。
forward.rewriteaddress=false


# [true]の場合、メールのボディの先頭にimodeメールのFrom,CCなどの情報を追加します。
# デフォルト[true]。
forward.headertobody=false

# imode.net の新着チェック間隔(秒)
imodenet.checkinterval=30 ← サーバ負荷になるのでなるべくこのままで

# imode.net のログインエラー時のリトライ間隔(秒)
imodenet.logininterval=10

# [true]の場合、imode.netでログイン時のCookieを保存して、次の起動時に使用する。
save.cookie=true

# httpクライアントのタイムアウト(秒)
http.conntimeout=30
http.sotimeout=30

# trueにするとメール送信時にログが出力されます。
mail.debug=false

# UTF-8に未対応のメーラーの場合、iso-2022-jpを指定してみてください。
mail.encode=UTF-8
#mail.encode=iso-2022-jp


# メールの本文部分のContent-Transfer-Encodingを指定します。
# 文字化けする場合、[7bit]を指定してみてください。
#mail.contenttransferencoding=7bit


# imode.net経由で携帯メールを送信
# SMTPをListenするポート番号
# sender.smtp.port=42525

# SMTP認証
# sender.smtp.user=myuser
# sender.smtp.passwd=mypass

# sender.alwaysbcc=

# TLSを有効にする
# sender.smtp.tls.keystore=../test.keystore
# sender.smtp.tls.keytype=JKS
# sender.smtp.tls.keypasswd=imotenkey


imoten起動
ARM機であるBeagleBone Blackの場合、このまま実行しようとしても、arm関連のファイルが見つからないとかで起動できない。
BeagleBone Black上での実行は以下のコマンドで実行する。
# cd /imoten_installed_folder/imoten/bin
# /usr/bin/java -Dfile.encoding=UTF-8 -Dsun.nio.cs.map=x-windows-iso2022jp/ISO-2022-JP,Windows-31J/Shift_JIS -cp ../lib/skype.jar -jar ../imoten.jar &



スマホ側での受信、送信について
手間無くガラケーのメアドで送受信したい。

上記の通り、プッシュで通知できるよう、imotenからはスマホのキャリアメールへの転送とした。
ただし、そのまま受信すると、スマホのキャリアメールのアカウントで受信/送信することになるので、ガラケーのメアドで送受信するには以下のようにする。


スマホにメール通知 Freeとimoniをインストール
スマホのキャリアメールの着信は「メール通知 Free」にて検知、メールの受信は「imoni」を利用する。
この2つをPlayストアからインストールする。

メール通知 Free
https://play.google.com/store/apps/details?id=net.assemble.emailnotify&hl=ja
自分が利用中のキャリアメールはmopera。SPモードでもOKなはず。

imoni
https://play.google.com/store/apps/details?id=net.grandnature.android.imodenotifier&hl=ja

次に「メール通知 Free」の設定にて、起動するアプリをimoniにしておく。
こうしておくことで「メール通知 Free」にて着信を検知後、自動的にimoniにインテントされ、imoniにて受信操作せずとも自動的に受信される。

imotenからの転送は最長で30秒(imotenで設定した秒数)のラグが発生するが、全く問題ない。まさにキャリアメール感覚で使える。
メーラーはimoniなので、もちろんガラケーのメアドのまま送受信が可能。

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2014年06月01日

iモードメールをスマホで送受信する(ドコモメールによる設定方法)

※2014年9月5日 ドコモの仕様変更に合わせて内容更新しました。
※2014年12月11日 記事タイトルを適切なタイトルに変更しました。
本記事内容は、ガラケーのiモードメールを、スマホ(他人名義でも可)で送受信したい場合の設定方法をまとめている。この設定を行うことで、iモードメールはスマホにてpush受信可能となる。

※2014年12月11日追記
本設定を行う方法は2通りあり、本記事は「ドコモメールアプリ」による方法を説明している。「iPhone偽装」による方法もあるため、どちらの方法が適しているかは、以下の記事を参照のこと。
iモードメールをスマホで送受信する(まとめ)
追記ここまで

行いたいこと
 ・ガラケーのiモードメールを、スマホで送受信したい
 ・受信はプッシュでリアルタイムに受信したい
 ・スマホ側の契約情報は一切変更しない
 ・追加費用無し(厳密には、初期設定時にパケット費用が少し発生する)

概要
一言で言えば、「クラウドとなったドコモメールのマルチデバイス利用を有効にすることで、どの端末からでもドコモメールを利用できるようにする」、ということ。

マルチデバイス利用は、iモードだと利用できないので、spモードで利用する。
iモード ガラケーだけでも、実はspモードを契約できる。

しかも、ISPセット割引(-300円)が適用されるので、spモード分は実質無料となる。

iモードとspモードは、全く別のプロバイダなので、spモード用に、新たに1つ *@docomo.ne.jp のメールアドレスが発行される。

つまり、iモードの *@docomo.ne.jp と spモードの *@docomo.ne.jp の2つのアドレスを持つことになる。(同じアドレスにはできない)

ただ特例的に、iモードとspモードのメールアドレスは、入れ替えることができるので、spモード側にて、iモードのメールアドレスで利用することができるようになる。入れ替えイメージは以下のとおり。

入替前のメールアドレス
ガラケー  imode_address@docomo.ne.jp
SPモード  spmode_address@docomo.ne.jp
 ↓
入替後のメールアドレス
ガラケー  spmode_address@docomo.ne.jp
SPモード  imode_address@docomo.ne.jp


必要なもの、契約等
・自分名義のiモードガラケー
・ガラケー側のMy docomo ID
 (持ってなければドコモのサイトで取得。無料。)
・ガラケー側のspモード契約(現iモード契約に加え追加契約、無料。後述。)
・FOMA通信が可能なスマホ(設定時のみ必要)
・常用予定のスマホ(FOMA通信が可能なら↑と兼ねてもよい)

必要なスマホ用アプリ
・IMAP IDLEに対応したメールアプリ
  Androidであれば「MailDroid」がおすすめ。
・ドコモメールアプリ(初期設定時のみ必要)

手順
※実施する前に、My docomo IDを取得しておくこと。

1.spモードを契約する
スマホを持っておらず、ガラケーしか持っていない場合でも、spモードを契約することができる。

spモードの契約手続きは、以下から行える。
https://www.nttdocomo.co.jp/mydocomo/

My docomoログイン → ドコモオンライン手続き → ご契約内容確認・変更 →
「ご契約内容確認・変更」の3ページ目、「spモード(iモード契約可)」の申込 を行う。※「spモード」ではなく、「spモード(iモード契約可)」の方。

契約すると、既契約中のiモードはそのままに、spモードの契約が追加される。
ISPセット割引(-300円)が適用されて、spモード分は実質無料。

2.「docomo ID利用設定」を有効にする
これは、ドコモメールのマルチデバイス利用を許可するための設定。
この設定は、スマホからアクセスした場合のみ実施可能なため、ガラケーのSIMをスマホに挿入して実施する必要がある。
ガラケーのSIMはFOMAのため、この設定時だけは、FOMA通信が可能なスマホで行う必要がある。常用予定のスマホがFOMA通信可能ならそれでもよい。

設定には、「ドコモメールアプリ」が必要になるので、インストールされてなければ先にインストールしておく。
「spモードメールアプリ」だとダメ。「spモードメールアプリ」は、アプリのアイコンに「SP」マーク入りなので見分けられる。

手順
Androidの設定にて、モバイルネットワークはspモードを選択しておく。

電源をOFFにし、
ガラケーのSIMをFOMA通信可能なスマホにセットして起動する

※パケット通信料は、挿しているSIMに発生する。余計なことはせずに、必要な作業のみに専念する。

WiFiをOFFにする
ドコモメールアプリを起動。
[メール設定]より[ドコモメール設定サイト]にアクセスし、[docomo ID利用設定確認]からdocomo ID利用設定を「利用する」に設定する。
以上で完了。

電源OFFし、ガラケーのSIMを抜く。

設定用のFOMA通信可能スマホはもう使わない。

spモードのメールアドレスをメモ
spモードの初期メールアドレスは、dメニューにて確認することができる。
PCからでもいいので以下のdメニューに行く。
http://smt.docomo.ne.jp/portal/support/src/support_index.html?d_and_tab_cont

サービス・メールなどの設定 → メール設定 → 一般設定の各メニューにて、spモードの初期メールアドレスを確認できるのでメモしておく。
spモードのメールアドレスは、一時的に使うだけなのでこのままでもよいが、変更したければここで変更も可能。

とりあえず、メモったアドレスを、spモードアドレス(仮)とする。

3.spモードの確認のため、spモードアドレス(仮)でメーラーを設定
※ここからの設定は、常用するスマホにて行う。
IMAP IDLE対応のメーラーを利用し、設定は以下に従う。
ドコモサイト:他のメールソフトからのご利用方法

以下は上記ドコモが提示しているメール設定を元に、自分がMailDroidを設定した内容。
MailDroidはplayストアからインストールしておく。

MailDroid設定画面
spモードアドレス(仮)と
ドコモID(=My docomo ID)のパスワードを入力し、「手動設定」を選択。


アカウントタイプは「IMAP」を選択。


メールサーバ設定
以下の通り、必要な項目(赤字箇所)を記入。

記入を終えたら「次」押下で完了。

完了後、spモードアドレス(仮)にて、送信、及びpush受信可能か確認する。
問題なければ、いよいよiモード/spモードアドレスを入れ替える。


4.iモード/spモードアドレス入替え
dメニューに行く(PCからでもよい)
http://smt.docomo.ne.jp/portal/support/src/support_index.html?d_and_tab_cont
右上のお客様サポート → サービス・メールなどの設定 → メール設定 → メールアドレス入替え
にて、入れ替え設定を行う。

これで、これまでのiモードメールアドレスを使って、スマホ上で送受信できるはず。
メーラー上の表示名が、spモードアドレス(仮)のままだと思うので、適当に表示名を変更する。

入れ替えるとうまくいかない場合、3.で設定したspモードアドレス(仮)の設定を破棄して、最初からiモードメールアドレスで設定し直してみる。

以上で完了!

ちなみに、spモードアドレス(仮)に送信すると、ガラケーが受信する。
元に戻したい場合は、上記4.を実施。

タグ:スマホ
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2014年11月15日

ComicCafeのセキュリティを高める

ComicCafe、これすごくいいです。
すごくいいんだけど、自宅サーバを外部に晒すのは不安なので、セキュリティを高めてみよう、というお話。
一応、ComicCafeの機能として、アクセス可能な端末を限定する機能があるのはいいんだけど、それだけではちょっと不安。


■外部公開する上でセキュリティ上、気になる点
2015年1月2日更新。ComicCafe v0.6.35がリリースされ、Web管理画面のポートが変更可能になりました。これにより、Web管理画面は外部に晒さないようにできます。従って本記事は、ビューアのアクセスを保護したい場合の内容となります。

・Web管理画面を晒す必要がある
 (ビューアアクセスとWeb管理画面は、ともに同じ9999番ポート)

Web管理画面とビューアアクセスはhttpでありhttpsではない

つまり、ビューアアクセスを可能にしている状態(9999番ポートを解放)だと、管理画面へもアクセスもできてしまう。

管理画面は、アクセス可能な端末を限定できないので、ログイン画面を世界に向けて晒している状態になる。

管理画面は、IDとパスワードでガードしているとはいえ、管理画面の存在そのものを晒したくない。

また、httpsではないので、ID、パスワード、ビューア識別コードとも盗み見は不可能ではない。

ルータでIPアドレス制限できればいいんだけど、ビューアのIPアドレスは固定ではないので、それもできない。

というわけで、経路の暗号化と、ComicCafeサーバ(=ビューアアクセスポートと読み替えてください)を、直接外部に晒さずにすむ方法についてまとめた。


■概要
ComicCafeサーバを、直接外部に公開することなく、セキュアにアクセスできるようにする。
外部からのアクセアスにはsshを利用し、ComicCafeサーバへのアクセスは、sshのポート転送により行う。
わかりやすく言うと、sshにてセキュアなトンネルを作成し、そのトンネルをComicCafeの通信経路として使う。

これにより、外部に公開するのはsshのポートのみとなり、ComicCafeを外部に直接公開しなくてすむ。
sshにより、強固なセキュリティと、暗号化された安全な通信経路を確保する。


■設定手順概要
まずはローカル環境(同一LAN内)にて、sshトンネルを作成し、そのトンネルを使ってComicCafeサーバへ接続できるようにする。
その後、sshポートを外部に公開し、外部からsshポート経由でアクセスできるようにする。

sshポート転送のことがわかっている場合は、「■ビューア側準備」以降を見てもらえれば大丈夫と思う。


■前準備
とりあえず、ComicCafeそのものが動作していないと始まらないので、インストールしてLAN内で利用できるようにしておくこと。
ComicCafeのインストールと設定はオフィシャルページを参照。
ComicCafe Wiki
http://seesaawiki.jp/comiccafe/


■環境について
当記事では以下のネットワーク構成としている。
※環境に合わせて置き換えること。

sshdサーバ     Windows    192.168.12.200 port:22
ComicCafeサーバ  Windows    192.168.12.150 port:9999
ComicCafeビューア Androidスマホ

※sshdはCOPSSHを利用、sshクライアントはConnectBotを利用。


■sshdサーバ側の準備
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

ssh鍵ファイルの生成と、sshdのインストールと設定について示す。
特に特殊なことは何もないので、鍵ファイルを用いたssh接続環境を持っていれば、読み飛ばして「■ビューア側準備」へ行く。


1.ssh鍵ファイル(公開鍵、秘密鍵)の生成
COPSSHの鍵生成機能がうまく動作してくれなかったので、teratermを使って鍵ファイルを作成する。

teratermをダウンロード
http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/

ttermpro.exeを起動。このダイアログはとりあえずキャンセル押下。


Setup → SSH KeyGenerator 選択。


下図の通り必要項目を入力し、[Save public Key]、[Save private Key] ボタンを順番に押下する。

[Save public Key] → 公開鍵ファイル名:id_rsa.pub
パスワードは関係無いので、パスワードは空欄のまま作成。
※パスワード有無に関係なく、同じ公開鍵ファイルが作成される。

[Save private Key] → 秘密鍵ファイル名:id_rsa
パスワードを設定する。
連続で作成すれば、パスワードの異なる複数の秘密鍵ファイルを生成できる。
パスワードの無い秘密鍵ファイルも1つ作成しておくことをおすすめする。

とりあえず、上記2ファイルを作成しておく。


2.sshdのインストールと公開鍵の指定
当方はCOPSSHを利用した。以下はCOPSSHの設定例。

COPSSHダウンロード
以下のリンク先より、Copssh_5.0.0_Free_Installer.zip をダウンロードし、解凍してインストール。
https://www.itefix.net/content/copssh-free-edition

copsshcp.exeを起動



Usersタブの[Add]ボタン押下。


ユーザ追加ウィザードが立ち上がる。

どのユーザでもよいので選択。

この画面では以下のように選択して[Forward]ボタン押下。


[Keys]ボタン押下。


[Import]ボタン押下。


公開鍵ファイル(id_rsa.pub)の内容をコピペして[Apply]ボタン押下。


このように公開鍵ファイルがセットされていればOK。[Apply]ボタン押下。


他はいじる必要ないけど、当方の設定は以下の通り。





バージョンは5.0.0ではなく、なぜか2.4.0? 一応最新のようだけど。

最後にCOPSSHを再起動する。
○ボタンを押して停止後、再度押して緑(running)にする。





ここまででCOPSSHの設定はOKだが、念のため、鍵ファイルを使った接続が可能か確認する。確認はteratermを利用する。


3.ssh接続確認

ttermpro.exeを起動する。
接続先はCOPSSHのPCを指定して[OK]押下。


[Continue]押下。



以下の画面では、COPSSHで指定したユーザ名と、鍵ファイルを作成する際に入力したパスワードを入力。
中段の[Private key file]を押下し、秘密鍵ファイルを選択。
最後に[OK]ボタン押下。


このようなコマンドプロンプトが表示されればOK。


以上でsshd側の準備は完了。


■ビューア側準備
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

ここでは、sshトンネルを作成するためのConnectBotの設定と、sshトンネルを使い、ComicCafeを接続するための手順について示す。

1.秘密鍵ファイル(id_rsa)をコピー
最初にConnectBotで必要な秘密鍵ファイル(id_rsa)を、スマホ側の/sdcardフォルダにコピーしておく。
sdcardスロットが無いスマホでも、/sdcardフォルダはあるのでそこにコピー。
※ConnectBotの場合、必ず/sdcardフォルダに置かないとダメ。

2.ConnectBot ssh接続の設定
Playストアより、ConnectBotをインストールしておく。


ConnectBotを起動。
接続設定を作成するため、とりあえず、ユーザ名@ホスト名:ポート の形式で入力してenter。


当然、鍵ファイルを指定していないので、接続できない。[No]を押下。

コンソールの文字、小さ!

ホスト名を長押しメニューより、一旦切断する。


右下のメニュー押下後、「公開鍵管理」 押下。


右下のメニュー押下後、「インポート」押下。


/sdcardにコピーしておいた秘密鍵ファイルを選択する。


こんな感じでプールされる。

ちなみに、画面上部に「公開鍵」ってなってるけど、秘密鍵の間違いでしょう。

ホスト名を長押しメニューより、「接続ホストの編集」を選択。


「公開鍵認証を使用」を選択。


プールされている秘密鍵名が出るので、「id_rsa」を選択。


以上でConnectBotによるssh接続の準備はできた。


3.ConnectBot ssh接続確認
実際にssh接続可能かを以下の通り確認しておく。

ホストを選択することでssh接続が行われる。


パスワードを求められるので、鍵ファイル生成時に設定したパスワードを入力。


このようなコマンドプロンプトが表示されればssh接続は成功。


一旦切断する。
ここまでで、鍵ファイルを用いたssh接続は完了。
次はポート転送の設定を行う。


4.ConnectBot ポート転送の設定

ホスト名を長押しメニューより、「ポート転送の編集」を選択。


右下のメニュー押下後、「ポート転送の追加」を選択。


転送先は環境に合わせ、以下のように入力。

鍵の名前」って多分間違い。表示名のことなので任意の名前をつける。
ソースポート」は、ConnectBotが待ち受けるポートなので、任意でよいが、ComicCafe側の設定時に使うので覚えておくこと。
転送先」は、ComicCafeサーバなので 192.168.12.150:9999 にする。

以上でポート転送の設定も完了。
接続してみて、コマンドプロンプトが表示されればOK。
これでsshトンネルは完成。


■sshトンネル経由でComicCafeを接続する
sshトンネル経由でComicCafeを接続するためには、先にConnectBotにて、sshトンネルを確立しておき、そのトンネルに対してComicCafeを接続する必要がある。以下その手順を示す。

1.ConnectBotにて、sshトンネルを確立
ポート転送の設定付きでssh接続を行う。
以下のコマンドプロンプトになっていることを確認する。


この状態のまま、バックキーかホームボタンでConnectBotを抜ける。
抜けてもConnectBotの接続は維持される。(上部の通知バーに居るはず)

2.ComicCafeにて、通常の接続確認
念のため、sshトンネルではない通常接続が可能か確認しておく。
設定 → サーバとアカウント にて、通常接続の場合の設定は以下の通り。

[テスト]ボタンにて、「接続成功!!」と出ることを確認。


3.ComicCafeにて、sshトンネル経由の接続先作成
2の接続先を長押しメニュー → コピー にて、上記接続のコピーを作成。
コピーした接続に対し、sshトンネルを通す設定を行う。
コピーした接続先を長押しメニュー → 編集より、

ホスト名」は、「localhost」固定
※自端末のConnectBotに接続するため
ポート番号」は、ConnectBotのポート転送の設定で指定したソースポートと同じポート番号にする。
ユーザ名」「パスワード」は、コピーした接続なら、変更する必要なし。
※ここはsshのアカウント情報ではなく、ComicCafeのアカウント情報。

[テスト]ボタンにて、「接続成功!!」と出ればOK。
後はこの接続先を使って、ComicCafeサーバから本が読めるはず。

ここまでで、ローカル環境(同一LAN内)にて、sshトンネル経由でComicCafeサーバへ接続できるようになった。


■sshトンネル経由で外からComicCafe接続
外からアクセスできるようルータの設定を変更し、sshポートを外部公開する。
これについては、利用しているルータの説明書をみて設定すること。
外部公開するのは、もちろんsshポートのみでよい。

以下、sshがポート22で外部公開されているものとして記述する。

ローカル環境でのsshトンネル接続ができていれば、設定変更が必要なのは、ConnectBotの接続先み。

1.ConnectBotの接続先を、外向けのsshポートへ変更する
ホスト名を長押しメニューより、「接続ホスト」の編集を選択。


下の方にスクロールして「ホスト」を選択。


外部公開したsshのグローバルアドレスに変更。

さすがにこれは秘密(^^)

変更はこれだけでOK。

以上で、外からConnectBotが接続できるはず。
WiFiをOFFにして、キャリア回線経由で接続できることが確認できればOK。

以上でセキュアなComicCafe環境の完成。


■補足情報
ConnectBotの設定の中にある、「シェルセッションを使う(ポート転送のみ行う場合は無効にしてください)」を無効にしてもよい。
でも多分ConnectBotのバグと思うけど、この設定を無効にしていた場合、CPUの使用率が大きく上がってしまい、電池の減りが早いので、有効のままがいいと思う。

ConnectBot接続時にパスワードを入力するのがうざい場合、秘密鍵ファイルを作成する際にパスワード欄を空のままで作成すればよい。鍵認証なのでこれでも十分だが、鍵ファイルと接続先情報は流出させないよう管理は厳重に。


■最後に
鍵認証のssh接続なので、十分にセキュアだが、万が一、侵入された場合を考慮して、COPSSHのシェルにも制限を掛けておけばなお良い。この辺りはこちらを参照。

Androidアプリでポート転送が行えるものをいくつか試したが、まともに動作したのは、ConnectBotのみだった。putty鍵の組み合わせもいろいろ試したんだけど、やり方がまずかったのだろうか?

ConnectBotは、セッションが切れた場合の自動再接続がうまく動作していない模様。一応、自動で再接続してくれそうなオプション項目はあるんだけどね。
通信が安定していれば問題ないだけに惜しい。。。
このポート転送アプリはいいよ、ってのあったら教えていただけると幸いです。

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2014年12月11日

iモードメールをスマホで送受信する(まとめ)

元記事iモードメールをスマホで送受信する(ドコモメールによる設定方法)のコメントが膨大になり、またコメントに重要な情報が多数含まれる状態になってきたので、コメントを反映しつつ、再構成した。

iモードメールをスマホで送受信するためには、マイドコモ(iモード契約側)のマルチデバイス利用を許可する必要がある。設定方法は大きく2通りあるため、それぞれの方法について以下に示す。

iモードメールをスマホで送受信する(ドコモメールによる設定方法)

iモードメールをスマホで送受信する(iPhone偽装による設定方法)

なお上記を参照する前に、以下の注意事項と設定方法の選択を参照のこと。


注意事項
マルチデバイス利用を許可するためには、マイドコモの設定を変更しなければならないが、ドコモの制約上、設定時のみ、スマホ上からdメニューにアクセスする必要がある。その際、ガラケーSIM(FOMA)をスマホに挿して、ドコモ回線で通信を行う必要がある。

※Xiスマホの場合、FOMA通信が可能なものと不可能なものがある。
 FOMA通信が不可能な場合、設定時のみFOMA通信可能なスマホが必要。


なお、設定時に使うスマホは常用スマホでなくてもよい。設定時の通信に使えさえすればよいので、設定時のみ、他人のFOMA通信可能なスマホを一時的に借りるのでもOK。

設定方法の選択
設定時に利用するスマホは、FOMA通信可能なスマホであること。

・設定時に利用するスマホの型番の末尾(=世代部分)が、「C」以前の場合、
 「iPhone偽装」の方法一択。

・「D」以降で、FOMA通信が可能な場合、どちらの方法でも可能。
  ただし「E」以降では、FOMA通信が可能な機種はほとんど無い模様。

ドコモメールによる方法の場合は、「ドコモメールアプリ」が使えること。
※「spモードメールアプリ」だとダメ。「spモードメールアプリ」は、アプリのアイコンに「SP」マーク入りなので見分けられる。

以上。

参考までに、設定時用にFOMAスマホを探す場合は、型番の末尾(=世代部分)が「D」までのもの。「D」でもXiはあるので要確認。


関連する記事として、ドコモのメールアドレスを維持したままMVNOへ移行した時の様子をまとめているので、興味のある方はどうぞ。
ドコモのメールアドレスを維持したままMVNOへ移行し、スマホ維持費を半額以下にする

その他、別のスマホに転送するやり方は以下を参照。
imodeガラケーの着信(メール、電話)を別のスマホで受信する
タグ:スマホ
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2015年03月21日

自力でキャリアの迷惑メール対策以上の対策を行う

品行方正な僕は、迷惑メールとは全くの無縁だったのに、2ヶ月ほど前から突然、迷惑メールに悩まされるようになった。

原因はほぼ特定できていて、ポイント稼ぎサイトの「manekin」に携帯メールアドレスを登録したこと。品行方正な僕が携帯メールアドレスを登録したのは、後にも先にもこれだけなので100%間違いない。

登録した後、すぐに詐欺まがいのサイトであることに気付いて登録解除したんだけど、解除して1ヶ月後ぐらいから迷惑メールが届くようになった。

登録には携帯アドレスしか受け付けない、という時点で気付けばよかったんだけど、騙しの特典に引っ掛かってしまい、品行方正な僕は、まんまと罠にはまってしまった。

ちなみに特典というのは、ゲーム「にゃんこ大戦争」のネコカン50000円分ポイントプレゼント、とかいうやつ。

エロサイトとかでよくある、記事に見せかけたバナーみたいのではなくて、にゃんこ大戦争の攻略サイトの記事内に、裏技として堂々と紹介されているのだからたちが悪い。
しかもwin-winのしくみまでご丁寧の解説されており、エロバナー広告なら決して引っ掛かることの無くなった品行方正な僕であっても、疑うことなく登録してしまった。

もちろん、そんなうまい話があるわけがなく、ネコカン50000円分どころか1円分も手に入らない。

ネコカンってのは、にゃんこ大戦争を進めていく上で大変に有益なアイテムであり、無課金だとなかなか手に入らないもの。

※誤解のないよう補足するが、にゃんこ大戦争自体は、詐欺まがいのサイトとは全く関係ないです。

以上、前置きが長くなってしまったが、品行方正(しつこいw)な僕の携帯が迷惑メールで汚されることのないよう対策を行なった結果、高い効果を上げているので、内容について紹介したいと思う。


ドコモの迷惑メールフィルタの限界
ドコモのdメニューにて、迷惑メール対策は行えるが、ここに来る方はお解りの通り、いたちごっこで迷惑メールは無くならない。

メールアドレスやドメイン指定で拒否することも可能だが、メールの送信元なんて簡単に偽装できてしまうので、すぐに別名で届くようになる。

届くこと自体、腹立たしいのに、いちいち拒否ドメインとして登録しないと、しばらく連続して届いてしまうことがさらに腹立たしい。手間を掛けて迷惑メール登録をしても、前述の通り、送信元アドレスはころころ変わることから、意味のない作業であることが、さらにさらに腹立たしい。

完全にいたちごっこなので、登録上限の120個なんてそのうち全部埋まってしまうのは目に見えている。

とはいえ、ドコモの迷惑メールフィルタにも役立つ設定はあるので、メールアドレスやドメイン指定以外の以下の設定ぐらいはやっておく。それなりに効果は期待できるが、けっこうすり抜けてくる印象。


ドコモの迷惑メールフィルタ設定
 dメニュー → サービス・メールなどの設定 → メール設定 → 迷惑メール対策

特定URL付メール拒否設定
 → 拒否する
 
大量送信者からのメール拒否設定
 → 拒否する

なりすましメールの受信設定(携帯・PHS)
 → 拒否する

なりすましメールの受信設定(メール全般)
 → 存在しないドメインを拒否する

以下は拒否しない。 個人的に、「受信しない」、に設定するのはダメだと思う。
携帯・PHSメール以外の受信設定
 → 受信する


ドコモの迷惑メールフィルタをすり抜けてくる迷惑メール対策
 ようやくここからが本題。
上記のドコモ迷惑メールフィルタを設定しても、まだまだ迷惑メールはすり抜けてくる。

前述の通り、メールアドレスをころころと変えてくる迷惑メールは、ドコモのフィルターでは対処が難しいため、自力で対策を行う。
自力で対策とは、ドコモフィルターでは設定できないフィルターを自前で用意することを指している。

※iモードメールはマルチデバイス対応ではないので、以下の対策は行えない。
 spモードメールの場合は、ドコモメールに移行しておくこと。

しくみ概要
ドコモメールは、マルチデバイス対応可能なため、どの端末でもPCでも複数の端末で送受信することができる。

ドコモメールはIMAPなので、メールの実体はクラウド上にある。このため、既読や、フォルダに振り分けた状態は、どの端末から見ても同じように見える。
このIMAPであることをうまく利用し、スマホにプッシュで通知がくる前に、別のメーラーにて既読扱いにしてJunkフォルダに振り分けてやればいい。

具体的には、24時間稼働のPC上にIMAP対応のメーラーを稼働させ、プッシュで届いたら、すかさず既読扱いのJunkフォルダへ捨てる。
こうすることで、スマホに受信通知が届く前に葬り去ることができる。
ちなみに24時間稼働のPC上のメーラーはThunderbirdを使っている。

受信通知は同時にスマホにも届くんじゃないか?と思うかもしれないが、有線接続のPCのほうがわずかに先に届くようで、これまでの実績として、ほぼ全て先にThunderbirdが葬り去ってくれている。

ほぼというのは、スマホがメール着信で一瞬だけブルって、メール着信のLEDが点滅したことが1度あった。でも、同時にThunderbirdがクラウド上でJunkに移動させるので、スマホ上のLEDの点滅はすぐに消え、通知領域の受信アイコンも消え、メール着信は無かったことになっていた。(他にもあったけど気付かなかっただけ、という可能性は否定しない)

このように、スマホで着信してしまっても、直後に勝手に消えてくれるので実害は少ない。


設定手順

1.ドコモメールをマルチデバイス対応にする
 既にマルチデバイス対応になっている場合は2へ。

 ドコモのページ「マルチデバイスでのご利用方法」の手順に従い、マルチデバイス対応させておく。


2.24時間稼働のPCにThunderbirdをインストールする
 以下よりダウンロードし、インストール。
 http://www.mozilla.jp/thunderbird/


3.Thunderbirdにて、ドコモメールを送受信できるようにする
 メールサーバの情報は、ドコモにて公開されているサーバ情報を参照。
 以下、設定済みのスクリーンショット。サーバ名、ポート番号の参考に。

アカウント作成時のメールアカウント設定ダイアログ

パスワードは、マイドコモIDのパスワード。
ユーザ名は、受信サーバ、送信サーバとも、マイドコモIDを入力。

以下は当方が設定している内容。
設定ダイアログを開く。


アカウント設定


サーバ設定
ユーザ名は、マイドコモIDを設定。

新着確認が10分間隔としているが、プッシュ受信なので関係ない。
ただ、この設定をしておくことで、プッシュ受信のためのIMAP接続の維持を、確実に継続させるものと考えてもらえばよい。

送信(SMTP)サーバの設定
編集押下。


送信(SMTP)サーバ編集ダイアログ
ユーザ名は、マイドコモIDを設定。


以上。
送受信できることを確認し、問題なければ次へ。


4.迷惑メールフィルタを設定する
 Thunderbirdの迷惑メールフィルタに加え、独自のフィルタを設定する。

迷惑メールフィルタの基本的な設定は以下の通り。



独自のメッセージフィルタを設定する
メッセージフィルタ設定を開く


メッセージフィルタ
新規で「迷惑メール」等でフィルタ名を作成。


「迷惑メール」に設定したフィルタ例

受信時に該当の文字列が本文に含まれていたら、既読にし、迷惑メールフォルダへ移動させるようにする設定。迷惑メールは、ご丁寧にいつも同じ署名が付いていることが多い。
また、実行欄の先頭の通り、迷惑メールと判断させることで、今後の学習効果も期待できる。
他にも様々なフィルタを設定できるので、迷惑内容に合わせて設定する。


標準で付いてくるフィルタ内容
こちらは特に変更なし。


以上で完了。


運用
24時間運転のPC上で動かしっぱなしにする。
ちなみに当方宅では、有線LAN接続で省電力2WのLIVA上で稼働させている。

thunderbirdがフィルタしてくれた迷惑メール例
これらはドコモフィルタを通り抜けたもので、本来スマホに着信していたはずのメール。


受信と同時に迷惑メールフォルダへ移動される。スマホに着信通知が届く前に移動されるので、スマホで着信することは無くなった。

Thunderbirdのフィルタをすり抜けるものが現れたら、Thunderbirdのフィルタに追加する。ドコモのdメニューでアドレス登録するより遙かに楽だし、柔軟なフィルタ設定が行えるので、ストレスは大幅に低減できたのではないかと思う。

タグ:スマホ
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2015年11月04日

ドコモのメールアドレスを維持したままMVNOへ移行し、スマホ維持費を半額以下にする

2015年8月15日更新
MVNOでドコモ端末でもテザリングができることを確認しました。
また契約関係について一部補足しました。

2015年11月4日更新
持ち込みの場合、バリュープランは選べないようなので訂正しました。



・現在、ドコモのスマホを維持しているが、回線料が無駄に高いと感じている
・現在、ドコモのガラケーで、安価であればスマホに移行したい考えている

というような場合に、ドコモのメールアドレスと電話番号を維持したまま、MNPでMVNOに移行し、通常の半額以下でスマホを維持する方法をまとめている。

これにより、今まで通り、1台のスマホで通話もドコモメールも利用可能。
転送のようなことも不要でネイティブに1台のスマホで運用できる。

ポイントは、MVNO等の他キャリアに移行するのに、なぜドコモのメールアドレスを維持できるのか、ということ。
そのしくみ、手順等は後述する。

費用面では、月々サポート等の不確定な割引要素を使用することなく、素の費用で以下となる。

月額総額 2,643円(税込 2,855円) ※通話料は従量制

ドコモ契約のスマホだと、月額6000円以上の費用が掛かるところを上記の通り半額以下で運用可能。
実は上記金額内には、副産物的にガラケー回線を1回線含むので、キッズケータイ等で有効活用もできる。

この運用でできること、できなくなることについては以下の通り。

できること
・使用中のドコモのスマホがそのまま使える ※ドコモ系MVNOにした場合
・月額維持費は半額以下
・1台のスマホで、これまでと同じ電話番号/ドコモメールアドレスを利用
・ドコモメールはリアルタイムなPUSH受信
・SMSの利用
・LTE高速データ通信
・モバイルSuicaやおサイフ機能の利用
・ガラケーを1台余分に持てる(2台を持ち歩く必要なし)

できなくなること
・ドコモクレジット(iD DCMX)
テザリング(ドコモ端末の場合)
 テザリングできました。2015年07月20日 hideada さんのコメント参照。

つまり、できなくなることが問題なければ、ドコモ契約のスマホと使い勝手は変わらない。
ドコモスマホならそのまま同じスマホを使い続けられるので、自分から知らせない限りは、周りの人は全く気付かないだろう。
あとドコモスマホをMVNO回線で運用中でも、OSアップデート通知は届くし、OSのアップデートも問題なく行えた。(android4.3→4.4)

しくみと維持費内訳
回線契約は、MVNO回線と、ドコモFOMA回線の2回線を維持する。
MVNO回線は、MNPで移行するので電話番号は継続利用。
ドコモFOMA回線は、メールアドレス維持のためだけに利用する。
FOMA側のメールアドレスは、マルチデバイス対応に変更し、どの端末からでもドコモメールを利用できるようにすることで、MVNOを使ったスマホでも受信できるようにする。

月額維持費内訳は以下の通り。

メールアドレス維持用FOMA回線費用
・タイプシンプル バリュー 743円 ※1
・i(SP)モード利用料   300円
---------------------------------------------------------------
           計 1,043円(税込 1,127円)

MVNO回線費用
・IIJmio(みおふぉん) 1,600円 ※2
---------------------------------------------------------------
          計 1,600円(税込 1,728円)

---------------------------------------------------------------
       月額総額 2,643円(税込 2,855円)

※1 ファミ割MAX50またはひとりでも割MAX50適用価格
※2 通話付き、3GB/月 LTE 下り225Mbps/上り50Mbps
 (上限超過後も200kbpsで利用可)

FOMA回線は、ただただ維持しているだけ、になるので、他のガラケーか、お子様がいる家庭であれば、キッズケータイに流用するのが無駄がなくおすすめ。

手順概要
おおまかな手順の概要は以下の通り。(詳細は手順詳細を参照)

1.メールアドレス維持用のFOMA回線とiモードを新規契約する
2.1のiモードメールを、マルチデバイス対応に移行させる
3.マルチデバイス対応したメールを、スマホにてPUSH受信できるようにする
4.本命メールアドレスを、マルチデバイス対応済の維持回線側に移行させる
5.本命電話番号をMVNOへMNP移行する


手順詳細
1.メールアドレス維持用のFOMA回線とiモードを新規契約する

ドコモショップにて以下の最低利用料の新規契約をする。
 ・タイプシンプル バリュー
 ・iモード
ファミ割MAX50、またはひとりでも割MAX50を適用。
タイプシンプルバリューは、基本料0円のパケット定額プラン(パケ・ホーダイ シンプル)が自動で付与される。

ちなみに、iモードではなく、「spモード(iモード契約可)」という契約にもできる。後に自分で「spモード(iモード契約可)」に変更するので、最初から「spモード(iモード契約可)」の契約にできるのならそのほうがよい。ただし担当によるので、無理そうであれば素直にiモードで構わない。

905i以降の使っていないガラケーを持っていれば、そのガラケーに上記回線契約するとよい。 
※905i以降じゃないとMAX50割引を受けられない。
※持ち込みだとタイプシンプルバリューは契約できず、タイプシンプルになるようです。

おすすめは、新規で一括0円のキッズケータイを購入し、上記契約をする。
キッズケータイといっても契約内容はアダルティなケータイと違いはない。
キッズケータイのSIMをガラケーに挿せば、普通に利用できる。

※キッズケータイはiモードは使えないが、回線は他のガラケーでも使う、と言えば契約を付けてもらえる。


2.1のiモードメールを、マルチデバイス対応に移行させる
3.マルチデバイス対応したメールを、スマホにてPUSH受信できるようにする

2,3については、以下の過去記事を参照し、維持用回線のiモードメールをスマホで受信できるようにする。
iモードメールをスマホで送受信する(iPhone偽装による設定方法)

ちなみに当方環境では、2の設定時はSC-04D、3の設定は、常用スマホになるSC-02Fで実施した。
これができることが確認できたら、安心して本命アドレスを維持用回線側に移すことができる。


4.本命メールアドレスを、マルチデバイス対応済の維持回線側に移行させる

※補足追記
メールアドレス変更時、1つ前のアドレスは、まだ自分用にキープされている。キープされるのは1つ前のアドレスまでなので、もう一度別のアドレスに変更することで、最初のアドレスは完全に解放される。
※補足ここまで

※移行が完了するのに1日かかる模様
※移行中は本命メールアドレスが使えない(無効になっているので、誰かが送ってきてもunknownが返る)

手順は簡単で玉突きで移行させる。

・まず、本命アドレスを、捨てアドレス1へ変更
・1日待つ
・捨てアドレス1を捨てアドレス2へ変更
・維持用回線のアドレスを本命アドレスに変更

  参考:メールアドレスの変更方法
  dメニューに行く(PCからでもよい)
  右上のお客様サポート → サービス・メールなどの設定 → メール設定 → 希望アドレス


ここでメール維持用回線に移した本命アドレスを、スマホでPUSH受信できるよう、先ほどの以下の手順を再設定する。
iモードメールをスマホで送受信する(iPhone偽装による設定方法)
の3.の手順を実施。

本命のアドレスでPUSH受信できることを確認できたら、後はメイン回線をMNPで移行するのみ。


5.本命電話番号をMVNOへMNP移行する

いままで長年使ってきたドコモのメイン回線を、MNP移行する。
ドコモ回線を使ったMVNO業者であれば、ドコモのスマホをそのまま利用することができる。当方はドコモ系MVNOののIIJmioを契約した。

ドコモ系MVNOの場合は、ドコモスマホか、SIMフリースマホが使える。
当方はドコモSC-02Fを使っている。SIMフリー化はしていない。

あとは、MVNO業者から提供されたSIMをスマホにセットし、APNの設定を行う。APNの設定は、MVNO業者からの案内に沿って実施する。特に難しいことは無いと思う。

以上で全て完了。

これで、1台のスマホだけで、今までと同じ電話番号の利用、今までと同じドコモメールアドレスのプッシュ受信、高速データ通信、が可能となる。


最後に
IIJmioの回線に特に不満はないが、平日の12:00〜13:00の間は明らかにドコモより遅い。その他の時間帯はドコモと大差ない印象。

ドコモメールアドレス維持のためだけに1回線余計に維持しないといけないのはもったいないが、うちの場合は、余ったFOMA回線をキッズケータイとして活用できてるから、今のところこの構成がベスト。

ちなみに、余ったFOMA回線をキッズケータイで使えるのはもちろんだが、ガラケーで使うと、余ったiモード側がそのまま使えるので、ガラケー側で独立してiモードメールを使える。

※「spモード(iモード契約可)」のspモード側をスマホで使うので、iモード側は余った状態になっている。


タグ:スマホ
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2015年11月21日

iモードメールをスマホで送受信する(iPhone偽装による設定方法)

2015年3月15日
「ドコモメール利用設定を行う」を追記しました。これを行わないと進めなくなったようです。

2015年4月5日
上記「ドコモメール利用設定を行う」では対応できなくなったようです。
現在、対応可能な「プロファイル設定を行う」を追記しました。

2015年8月18日
上記、「ドコモメール利用設定を行う」では対応できなくなった、と書きましたが、UserAgentを新しいiPhoneのものにすれば、「ドコモメール利用設定を行う」からでもOKなことを確認しました。
とはいえ、Boat Browserでの設定が一番楽と思われるので、スクリーンショットの一部を、Boat Browserでの設定手順に更新しました。

2015年11月21日
「iPhone偽装」ということに誤解があるようなので補足です。
iPhone偽装して使い続けるということではないです。設定時に、iPhone限定で表示されるWebページにアクセスできるようにするため、設定時のみにiPhone偽装する、ということです。
また、偽装するのはWebブラウザであり、スマホ本体に何か設定をするわけではないです。
このWebブラウザは、プレイストアから普通にインストールできるものです。


本記事内容は、ガラケーのiモードメールを、スマホ(他人名義でも可)で送受信したい場合の設定方法をまとめている。この設定を行うことで、iモードメールはスマホにてpush受信可能となる。

本設定を行う方法は2通りあり、本記事は「iPhone偽装」による方法を説明している。「ドコモメールアプリ」による方法もあるため、どちらの方法が適しているかは、先に以下の記事を参照のこと。
iモードメールをスマホで受信する(まとめ)

行いたいこと
 ・ガラケーのiモードメールを、スマホで送受信したい
 ・受信はプッシュでリアルタイムに受信したい
 ・スマホ側の契約情報は一切変更しない
 ・追加費用無し(厳密には、初期設定時にパケット費用が少し発生する)

概要
一言で言えば、「クラウドとなったドコモメールのマルチデバイス利用を有効にすることで、どの端末からでもドコモメールを利用できるようにする」、ということ。

マルチデバイス利用は、iモードだと利用できないので、spモードで利用する。
iモード ガラケーだけでも、実はspモードを契約できる。

しかも、ISPセット割引(-300円)が適用されるので、spモード分は実質無料となる。

iモードとspモードは、全く別のプロバイダなので、spモード用に、新たに1つ *@docomo.ne.jp のメールアドレスが発行される。

つまり、iモードの *@docomo.ne.jp と spモードの *@docomo.ne.jp の2つのアドレスを持つことになる。(同じアドレスにはできない)

ただ特例的に、iモードとspモードのメールアドレスは、入れ替えることができるので、spモード側にて、iモードのメールアドレスで利用することができるようになる。入れ替えイメージは以下のとおり。

入替前のメールアドレス
ガラケー  imode_address@docomo.ne.jp
SPモード  spmode_address@docomo.ne.jp
 ↓
入替後のメールアドレス
ガラケー  spmode_address@docomo.ne.jp
SPモード  imode_address@docomo.ne.jp


必要なもの、契約等
・自分名義のiモードガラケー
・ガラケー側のMy docomo ID
 (持ってなければドコモのサイトで取得。無料。)
・ガラケー側のspモード契約(現iモード契約に加え追加契約、無料。後述。)
・FOMA通信が可能なスマホ(設定時のみ必要)
・常用予定のスマホ(FOMA通信が可能なら↑と兼ねてもよい)

必要なスマホ用アプリ
・IMAP IDLEに対応したメールアプリ
  Androidであれば「MailDroid」、「Cosmosia」がおすすめ。
・UserAgentが変更可能なブラウザ(初期設定時のみ必要)
  iPhoneプリセットが用意されているBoat Browserがおすすめ。
  iPhoneプリセットが用意されているHabit Browser classicがおすすめ。
  Habit Browser classicのプリセットではダメになってました。
  → 新しいiPhoneのものに書き換えれば可能でした。
  その他、以下のブラウザでもOK。
  ・Next Browser
  ・Firefox + Phonyアドオン
  ・Habit
  等々・・・
  ダメな場合、UserAgentを新しいiPhoneに書き換えられればOKと思われる。

手順
※実施する前に、My docomo IDを取得しておくこと。

1.spモードを契約する
スマホを持っておらず、ガラケーしか持っていない場合でも、spモードを契約することができる。

spモードの契約手続きは、以下から行える。
https://www.nttdocomo.co.jp/mydocomo/

My docomoログイン → ドコモオンライン手続き → ご契約内容確認・変更 →
「ご契約内容確認・変更」の3ページ目、「spモード(iモード契約可)」の申込 を行う。※「spモード」ではなく、「spモード(iモード契約可)」の方。

契約すると、既契約中のiモードはそのままに、spモードの契約が追加される。
ISPセット割引(-300円)が適用されて、spモード分は実質無料。

2.「docomo ID利用設定」を有効にする
これは、ドコモメールのマルチデバイス利用を許可するための設定。
この設定は、スマホからアクセスした場合のみ実施可能なため、ガラケーのSIMをスマホに挿入して実施する必要がある。
ガラケーのSIMはFOMAのため、この設定時だけは、FOMA通信が可能なスマホで行う必要がある。常用予定のスマホがFOMA通信可能ならそれでもよい。

設定には、UserAgentを偽装できるブラウザが必要になるので、Boat Browserか、対応可能なブラウザを、FOMA通信可能なスマホにインストールしておく。


手順
Androidの設定にて、モバイルネットワークはspモードを選択しておく。

電源をOFFにし、
ガラケーのSIMをFOMA通信可能なスマホにセットして起動する

※パケット通信料は、挿しているSIMに発生する。余計なことはせずに、必要な作業のみに専念する。

パケット代節約のため、最初はWiFiをONにしておく。

ブラウザを起動
dメニューのお客様サポートを表示する。
http://smt.docomo.ne.jp/portal/support/src/support_index.html

参考:UserAgentがiPhoneかどうかの見分け方は、右下の黄線の部分。
「ドコモアプリ」と表示の場合は、UserAgentがiPhoneではないが、今は気にしなくてOK。


UserAgentをiPhoneにする(Boat Browserの場合)
メニューを表示し、「設定」押下。


「ページコンテンツ設定」押下。


「UserAgent設定」押下。


「iPhone」を選択。


すると、iPhone専用サイトが表示される。
右下の黄線の部分が「プロファイル設定」と表示ならiPhone専用サイト。


プロファイル設定を行う
2015年4月5日 追記しました。
上図の「プロファイル設定」を選択すると、勝手に下方にスクロールし、プロファイル設定に進む。さらに少し下にスクロールさせると、「ドコモメール利用設定」のメニューがある。

ここでWiFiをOFFにし、ドコモ回線で通信する状態にして、
「ドコモメール利用設定」を選択。


マイドコモIDとパスワードを入力して「次へ進む」押下。


「次へ」押下。


iPhone用のプロファイルダウンロード確認ダイアログが出たら、
キャンセル押下。


この画面が表示されたら完了。


以上で完了。

電源OFFし、ガラケーのSIMを抜く。

設定用のFOMA通信可能スマホはもう使わない。

※もし、上記「プロファイル設定を行う」の手順でダメな場合、以下取り消し線にしてますが、「ドコモメール利用設定を行う」試してみてください。新しいiPhoneのUserAgentにしていれば、以下だけでも設定できました。

ドコモメール利用設定を行う
2015年3月15日 追記しました。
左下の「サービス・メールなどの設定」を選択。


勝手に下方にスクロールし、以下が表示される。
「各種設定の一覧を見る」を選択。


ここでWiFiをOFFにし、ドコモ回線で通信する状態にして、
「ドコモクラウド設定」を選択。


次の画面で、ドコモメールを「利用中」に変更する。
(画面ショット無しです、すみません)

DocomoID利用設定を行う
この画面まで戻って、「メール設定」を選択。


ドコモ回線で通信できていれば、左の画面が表示される。「次へ」を押下。
※右の画面が出る場合は失敗。ドコモ回線で通信できていないと思われる。
 

表示されるメニューから「DocomoID利用設定確認」を選択。


spモードパスワード(=iモードパスワード)を入力。


DocomoID利用設定確認が表示されるので、下の方にスクロールする。


「利用する」を選択し、「設定」を押下。


以上で完了。

電源OFFし、ガラケーのSIMを抜く。

設定用のFOMA通信可能スマホはもう使わない。



spモードのメールアドレスをメモ
spモードの初期メールアドレスは、dメニューにて確認することができる。
PCからでもいいので以下のdメニューに行く。
http://smt.docomo.ne.jp/portal/support/src/support_index.html?d_and_tab_cont

サービス・メールなどの設定 → メール設定 → 一般設定の各メニューにて、spモードの初期メールアドレスを確認できるのでメモしておく。
spモードのメールアドレスは、一時的に使うだけなのでこのままでもよいが、変更したければここで変更も可能。

とりあえず、メモったアドレスを、spモードアドレス(仮)とする。

3.spモードの確認のため、spモードアドレス(仮)でメーラーを設定
※ここからの設定は、常用するスマホにて行う。
IMAP IDLE対応のメーラーを利用し、設定は以下に従う。
ドコモサイト:他のメールソフトからのご利用方法

以下は上記ドコモが提示しているメール設定を元に、自分がMailDroidを設定した内容。MailDroidはplayストアからインストールしておく。

MailDroid設定画面
spモードアドレス(仮)と
ドコモID(=My docomo ID)のパスワードを入力し、「手動設定」を選択。


アカウントタイプは「IMAP」を選択。


メールサーバ設定
以下の通り、必要な項目(赤字箇所)を記入。

記入を終えたら「次」押下で完了。

完了後、spモードアドレス(仮)にて、送信、及びpush受信可能か確認する。
問題なければ、いよいよiモード/spモードアドレスを入れ替える。


4.iモード/spモードアドレス入替え
dメニューに行く(PCからでもよい)
http://smt.docomo.ne.jp/portal/support/src/support_index.html?d_and_tab_cont
右上のお客様サポート → サービス・メールなどの設定 → メール設定 → メールアドレス入替え
にて、入れ替え設定を行う。

これで、これまでのiモードメールアドレスを使って、スマホ上で送受信できるはず。
メーラー上の表示名が、spモードアドレス(仮)のままだと思うので、適当に表示名を変更する。

入れ替えるとうまくいかない場合、3.で設定したspモードアドレス(仮)の設定を破棄して、最初からiモードメールアドレスで設定し直してみる。

以上で完了!

ちなみに、spモードアドレス(仮)に送信すると、ガラケーが受信する。
元に戻したい場合は、上記4.を実施。

タグ:スマホ
posted by frogie at 16:03 | Comment(165) | TrackBack(1) | スマホ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする